2020-04-13 第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
危機対応融資等不正事案につきましては、危機対応融資二十二万件の全件調査を行う中で徹底的な事実解明を行い、経営陣及び本部が内部統制を十分に整備することなく危機対応業務を主要な業務と位置づけ、過度なプレッシャーをかけていたこと、危機対応業務を収益や営業基盤の維持拡充に利用していたこと、形式的又は表面的に危機要件へ当てはめる運用を進めることなどにより、コンプライアンス意識の低下を招いたこと、また、取締役会
危機対応融資等不正事案につきましては、危機対応融資二十二万件の全件調査を行う中で徹底的な事実解明を行い、経営陣及び本部が内部統制を十分に整備することなく危機対応業務を主要な業務と位置づけ、過度なプレッシャーをかけていたこと、危機対応業務を収益や営業基盤の維持拡充に利用していたこと、形式的又は表面的に危機要件へ当てはめる運用を進めることなどにより、コンプライアンス意識の低下を招いたこと、また、取締役会
その時点で、試算表の改ざんや架空の数字の作成、さらには危機要件充足性についての問題が生じていると、これは問題がありそうだという部分については知っていたということでよろしゅうございますね。
○政府参考人(吾郷進平君) まさにその危機要件に該当するかどうかを判断するための資料が試算表でございましたので、その範囲で試算表は、七口座ではございますが、拝見していたということでございます。
御質問をいただきました七口座を匿名化した危機要件の確認例と題するペーパーにつきましては、平成二十七年一月十九日に中小企業庁から商工中金がどのように危機要件の充足確認を行ったかについて追加説明を行うよう指示したことを受けて作成されたものでございます。
二百三十九口座にも及ぶわけで、ちょっとこの資料の四にお示ししましたが、赤線で書かれた部分、段落、ちょっと最初から読みますと、ちょっと早口で読みますが、不正行為者らは、営業課や営業担当者に割り当てられた危機対応融資実行額のノルマ達成に追われる中、飲み会の席や喫煙所などで、なかなか危機要件に該当する案件を見付けることが難しいという悩みを持ち寄り、危機要件に該当するようにエビデンスを改ざんすれば稟議が通って
○政府参考人(吾郷進平君) 今申し上げましたとおりでございまして、この百十口座のうち七口座を匿名化した危機要件確認例と題するペーパーというのは、私どもでは確認されておりません。
○白眞勲君 そういう中で、このサンプル、七口座を匿名化した危機要件確認例と題するペーパー二枚を作成し云々と言っているんですけど、百十口座のうち何で七口座だけなんですか。
また、組織金融部は、コンプライアンス統括室からは結果的には犯罪行為はなかった、監査部からも問題なかったという結果を受けて、結果的に危機要件判定ロジックというものを考えているんですけれども、それについても全く問題なし。最終的には、最終的にお金を貸し出すときに行っているチェックシートとエビデンスの差し替え、これを現場に命じています。